フランスには大手のチョコレートメーカーやたくさんのパティスリーやショコラトリーがあり、いつでも質の高い美味しいチョコレートが手に入ります。
そんな中、私の住んでいるストラスブールにベトナム産のカカオを使用したBean To Bar ブランドがあると知り、気になったので実際にお店に行ってみました。
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ERITHAJ (エリタージュ)
エリタージュは、べトナムのカカオ豆を使用し、カカオ豆からチョコレートバーになるまで一貫して製造を行うBean To Bar (ビーントゥバー)ブランドで、2017年からストラスブールに店舗を構えています。
エリタージュのプロジェクトは、カカオ開発を通してベトナムの障害を持つ方々の雇用支援です。2008年に、ベトナムのベンチェ地方にカカオの発酵施設を建設し、障害を持つ子どもたちが通う就業支援学校の卒業生を雇用しています。
エリタージュCEOのArnaud STENGEL (アルノー・ステンゲル)さんは、幼い頃から父アンドレさんとチョコレートの世界とカカオの栽培に触れてきました。彼はベトナムでカカオ農園を営む家族に会い、カカオの処理方法を勉強し、その後フランス・ストラスブールのパティスリーやショコラトリーでチョコレート作りのトレーニングを受け、チョコレートの味・食感・素材・加工に関して学び、Bean To Barの全ての工程のノウハウを手に入れました。
エリタージュの商品
そんなアルノーさんが自信を持っておすすめするエリタージュの商品をご紹介します。
まずはやっぱりタブレット(板チョコ)を試してほしいです。店内にはたくさんのタブレットがあるので、選ぶのが難しいと思います。そんな時は、自分はどんなチョコレートが好きなのか考えてみましょう。
選ぶ基準
ブラック・ミルク・ホワイト
カカオ何%
酸味のあるもの
フルーティーなもの などなど
どうしても決められない場合は、アルノーさんにおすすめのタブレットを教えてもらいましょう!
パッケージがかわいいこのシリーズは、おいしそうなのが盛りだくさんで全部試したい!キャラメル・パッションフルーツ、ごま、ジャスミンティー、プラリネ・ノワゼットなど。
こちらは、なんとカカオ100%のチョコレート!すごく苦そうですが、ちょっとずつ食べるのも健康に良さそう。
これは、キャレ (薄くて小さいタブレット)。お客さんが来た時にコーヒーに添えて出すことが一般的です。お客さん用としても自分のおやつ用としても家にストックしておきたいですね。
プラリネやCroq’gourmantシリーズ。これもいろんなフレーバーがあるので、食べ比べしたいですね。ちょっとしたプレゼントにも喜ばれそう。
カカオシロップ、カカオ酢とカカオジャム。これはチョコレート好きの私でも今まで見たことなかったです。カカオシロップは甘酸っぱく、炭酸水や水で割って飲んだり、調味料としても使用できます。カカオ 酢はサラダにかけて食べるのがおすすめ。
エリタージュのチョコレート 購入方法
日本で購入する方法
フランスに行かなくても、下記3つの方法なら日本でエリタージュのチョコレートが購入できちゃいます。
TOMOÉ SAVEUR (トモエサヴール)
こちらのオンラインショップでいつでも購入可能です。
サロンデュショコラ
日本のサロンデュショコラにも出店しているそうなので、是非チェックしてみてください。
伊勢丹フランスフェア
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フランスで購入する方法
店舗で購入
ストラスブールに来る機会があったら是非店舗に行ってみてください。CEOのArnaud (アルノー)さんから直接いろんなお話を聞くことができます。気さくな方で、質問したら丁寧に答えてくれます。
日本語は話せないそうなので、フランス語か英語で。
住所:6 rue Brûlée, 67000 Strasbourg
→ストラスブール市役所 (Hôtel de Ville)のすぐ裏で、トラム駅のBroglieから歩いてすぐ
Tel : 03 69 57 68 19
営業日:月曜〜土曜 10:00 – 12:30 / 13:30 – 18:00
エリタージュのウェブサイトで購入
フランスで購入する方が日本で購入するよりも安いのでお得です。
最後に
今回私が購入したのはこちらのタブレット2つ。
ブラックチョコレートに白ごまが入ったタブレットで、少し酸味があるベリーのようなブラックチョコレートの味の後に白ごまの香ばしさがふわっと広がります。
ミルクチョコレートDong Nai 48%
はちみつのような優しい甘さで、疲れた時に食べたら疲れも和らぐ美味しさです。
是非エリタージュのチョコレートを試してみてください。
私も次回お店に行った時は、カカオ酢やカカオシロップなどの変わり種の商品も試してみたいと思います!
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