フランスの祝祭日2021 – 2025年

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フランス文化・習慣

フランスに旅行で来る方やこれから住む方が知っておいた方がいいのが、フランスの祝祭日がいつかということです。なぜかというと、フランスでは祝祭日はほとんど全てのお店が閉まります。ちなみに日曜日も閉まってます。

楽しみにしていたお店に行ってみたら閉まってるーなんてことを防ぐためにも、いつが祝祭日なのか把握しておきましょう。

今回はフランスの祝祭日のリストと各祝祭日の簡単な説明をまとめました。フランスの祝祭日は、キリスト教関連が多く、あまり馴染みがない方も多いかもしれませんので、この記事を読んで是非どんな祝祭日なのかを少しでも把握してもらえたら嬉しいです。

2025年まで載せたので旅行の計画などの参考にしていただけると嬉しいです。また、赤字の祝祭日は、毎年日にちが変わるので注意してください。

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フランスの祝祭日一覧

*赤字の祝祭日は、年によって日にちが変わります。

祝祭日 英語 日本語 2021 2022 2023 2024 2025
Jour de l’an New Year’s Day 元旦 1/1 1/1 1/1 1/1 1/1
Lundi de Pâques Easter Monday 復活祭の翌日の月曜日 4/5 4/18 4/10 4/1 4/21
Fête du Travail Labour Day 労働者の日 5/1 5/1 5/1 5/1 5/1
Victoire du 8 mai 1945 Victory in Europe Day 1945年5月8日戦勝記念日 5/8 5/8 5/8 5/8 5/8
Ascension Ascension Day 昇天祭 5/13 5/26 5/18 5/9 5/29
Lundi de Pentecôte Whit Monday 聖霊降臨祭の翌日の月曜日 5/24 6/6 5/29 5/20 6/9
Fête Nationale Bastille Day 革命記念日 7/14 7/14 7/14 7/14 7/14
Assomption Assumption of Mary 聖母被昇天祭 8/15 8/15 8/15 8/15 8/15
Toussaint All Saints’ Day 諸聖人の日 11/1 11/1 11/1 11/1 11/1
Armistice 1918 Armistice Day 1918年休戦記念日 11/11 11/11 11/11 11/11 11/11
Noël Christmas Day クリスマス 12/25 12/25 12/25 12/25 12/25

 

フランスの 各祝祭日の詳細

Jour de l’an / 元旦

他のヨーロッパ諸国やアメリカ、日本などと同じようにフランスの元旦は1月1日で、フランス人は元旦を家族や友人と過ごします。

しかし、もともとフランスでは元旦は1月1日ではありませんでした。元旦は1564年8月9日にシャルル9世によって公布されたルシヨンの命令の下で1月1日に定められました。6〜7世紀には、多くの地域で元旦は3月1日に祝われていましたが、宗教的な祭りの暦を簡素化するために1月1日に統一されました。

 

Lundi de Pâques / 復活祭の翌日の月曜日

イースターマンデーは、イースターの翌日のため日付が変動します。キリストが復活したのが日曜日だったということで、イースターの日にちは春分の日以降最初の満月から数えて最初の日曜日と定められています。イースターの日曜日から1週間祝われますが、フランスではイースターマンデーだけが今も祝日とされています。

イエス・キリストの復活を祝うイースターは、生命の誕生を意味する卵を使い、家の中や庭に隠した卵を探すエッグハントという遊びなどで子ども達は楽しみます。ウサギは子沢山ということから豊穣 (ほうじょう)や繁栄の象徴となっています。

フランスでも毎年イースターの時期になると、卵やウサギ型のチョコレートなどがお店で売られています。

 

Fête du Travail /  労働者の日

世界各地で労働者の業績を祝うために制定された祝日です。フランスなどの多くの国では5月1日を祝日としていますが、アメリカやカナダでは9月1日と2日が労働者の日とされています。

もともとは、1日12時間以上労働をしていた労働者たちですが、1886年5月1日にシカゴを中心に8時間労働を要求するストライキを行ったのが始まりです。今でもこの日にデモ行進を行う国もあります。

 

Victoire du 8 mai 1945 / 1945年5月8日戦勝記念日

1945年5月8日はドイツの降伏によって、連合軍がナチスドイツに勝利し、第二次世界大戦が終結した日で、フランスでは祝日となっています。この日は、1945年9月2日、日本の降伏の署名の日に対応する終戦記念日 (V-J Day : Victory in Japan Day) と区別するために、ヨーロッパ戦勝記念日(V-E Day : Victory in Europe Day)とも言われています。

フランスでは毎年5月8日、大統領がレトワール広場で軍隊とともに無名戦士の墓で炎を燃やし、花輪を捧げるという儀式が行われています。

Ascension /  昇天祭

キリスト教の祝祭日の一つで、キリストの昇天を記念し祝う日です。イエス・キリストが復活し、天国に昇天した後、弟子たちと最後に会ったことを示しているそうです。

この祝日は、イースターから40日目の木曜日にあたるため、毎年イースターとともに日にちが変動します。また、キリスト教内でも正教会は日にちが異なります。

 

Lundi de Pentecôte / 聖霊降臨祭の翌日の月曜日

聖霊降臨祭は、イースターから50日目 (第7日曜日)に聖霊が注がれることを祝うキリスト教の祝日です。これは、イエス・キリストの復活・昇天後に、祈っていた信徒たちの上に、神からの聖霊が降臨した出来事のことです。

フランスなどの一部の国では、聖霊降臨祭の次の日 (月曜日) を祝日としています。

 

Fête Nationale / 革命記念日

1789年7月14日のバスティーユ襲撃と、1790年7月14日の連盟祭でのフランス国民の団結を記念する日で、フランス建国記念日とも言われています。

バスティーユはパリの要塞刑務所であり、当時の国王ルイ16世は、絶対君主制の政治体制下で自分のやり方に抵抗する者は全てバスティーユに投獄していました。当時のフランス国民は、第一身分の聖職者、第二身分の貴族階級、第三身分の平民の3つに区別されていて、少数の第一、第二身分には、年金や免税などの特権が与えられていました。

フランスは度重なる戦争などで経済難に陥っていたこともあり、ルイ16世は財務大臣に第三身分出身の銀行家ジャック・ネッケルを起用しました。ネッケルは3つの身分の代表が集まり議論する三部会を開催しましたが、議決方法を決めるのに時間がかかりすぎているのに業を煮やした第三身分が国民議会を発足します。そして、国民議会はヴェルサイユ宮殿の球戯場で、国王が国民議会を正式な議会とし憲法を制定するまで解散しないとする球戯場の誓いを立てました。

ルイ16世は、議会を憲法制定国民議会とし、憲法の制定に乗り出しましたが、一部の反対派がルイ16世に軍隊を集結するよう要求し、緊張状態が高まります。その後政府によってネッケルが解任されたことに怒った民衆達が集結しバスティーユ牢獄襲撃事件を起こしました。この事件がフランス革命のきっかけとなります。

現在では、毎年7月14日には、パリのシャンゼリゼ通りでの軍事パレードや花火、コンサートなどで盛大に祝われています。

 

Assomption / 聖母被昇天祭

イエス・キリストの母である聖母マリアが、人生の終わりに天国にあげられたという正教会とカトリックの宗教的信念で、それを8月15日に祝うのが聖母被昇天祭です。1950年11月1日、教皇ピオ12世によって信仰の教義として定義されています。

フランスでは、フランス王国を聖母被昇天の保護下に置くルイ13世の誓い以来、伝統的に聖母行列やお祭りや花火などで祝われます。パリでは8月14日にセーヌ川で開催されます。

Toussaint / 諸聖人の日

諸聖人の日は11月1日に祝われるカトリックの祝日であり、カトリック教会は既知および未知のすべての聖人を称えます。祭典は10月31日の夜に始まり、11月1日の終わりまで続きます。カトリック教会の典礼暦では11月1日が諸聖人の日で、続く11月2日が死者の日となっています。

諸説ありますが、8世紀前半、サン・ピエトロ大聖堂内に教皇グレゴリウス3世がすべての聖人のための小聖堂をつくり、その聖堂の儀式の日が11月1日に移されたことで11月1日が諸聖人の日となったという説が有力です。

本来は11月2日が死者の日なので、お墓参りはこの日に行くべきですが、フランスでは諸聖人の日が祝日のため、11月1日に菊の花とともにお墓参りをする方が多いです。

 

Armistice 1918 / 1918年休戦記念日

1918年11月11日に第一次世界大戦の休戦協定に署名がされた日で、連合国と最後に残った敵であるドイツとの間で陸、海、空での戦闘を終了しました。正式には降伏ではありませんが、連合国の勝利とドイツの敗北という結果に終わりました。

第一次世界大戦は、参加国数も多く、最も死亡者数の多い戦争の一つであり、参加国の政治変革を引き起こした戦争となりました。

フランスでは、毎年11月11日に第一次世界大戦とその後の戦争で亡くなった人々を追悼するために、特別な教会の礼拝が行われます。戦争記念館やパリの無名戦士の墓への軍事パレードも開催されます。フランス大統領を含む公人は、戦争記念館に花を捧げます。多くの人は黒い服や暗い服を着て、休戦記念日は一般的に厳粛な雰囲気です。

Noël / クリスマス

クリスマスは、イエス・キリストの誕生を祝うキリスト教の祝日で、世界中で楽しまれている一番人気の祝日です。クリスマスツリーは16世紀から、サンタクロースは20世紀になってから伝統化しました。食事やプレゼント交換をしたりと家族団欒を楽しむのが一般的です。

フランスでも至る所で綺麗なイルミネーションやクリスマスツリーを見ることができますし、アルザス地方のクリスマスマーケットには、毎年多くの観光客が訪れます。

 

 

まとめ

フランスでは祝祭日は11日間のみ!日本に比べると少ないですね。でも、その分フランスでは学校の休みや有給休暇が日本より多いです。

フランスに来るのを予定している方は、是非参考にしてくださいね。あえて祝祭日にかぶらせて来てイベントを見るってのもありですね。

 

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