フランスの家って靴を脱がずに入るの?それとも土足禁止?

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フランス文化・習慣

Salut ! こんにちは!

よく海外ドラマや映画で、土足で家に入り、ソファーに足をのっけたり、ベッドに靴のまま上がってるのを見て、衝撃を受けたことはありませんか?

Shiho
Shiho

少なくとも私には衝撃的でした。

汚く感じてしまいますよね。

では、現在のフランスの場合はどうでしょうか。

フランスの家って靴を脱がずに入るの?それとも土足禁止?

その答えは、『土足で家に入る人が多数派ですが、土足禁止も増えてきている』です。
下記ブログのアンケートによると、土足は75%、土足禁止は25%となっております。
https://www.muramur.ca/creer/trucs-astuces/garder-ses-souliers-dans-la-maison-pour-ou-contre-1.2537035

土足派

昔フランスの家は、石で造られていたり、床がタイルだったことから靴を脱がない習慣でした。また、人前で靴を脱ぐのに抵抗があるフランス人もまだまだ多いように思います。
田舎は靴に土がつくことが多いので靴を脱ぎますが、都会は靴がそんなに汚れない (ように感じてしまう) のでそのまま家に入るという方が多いということもあります。ホームパーティーでも靴までファッションとしてコーディネートしているので、靴を脱ぐとせっかくのコーディネートが台無しという意見もあるようです。

土足禁止派

最近は土足禁止の家が増えてきていると思います。土足禁止の方が、圧倒的に床掃除の手間も減りますし、土足で家に上がった場合の健康被害に関する記事等が出ているため、土足禁止にした家が多いのではないかと考えられます。細菌を家に持ち込まないためにも、靴を脱ぐ方が良いという人が増えてきたのです。
というのも、フランスの道路がもの凄く汚いからです。何が一番汚いかというと、歩道を歩いていると必ず落ちている犬のフンです。フランスでは、犬の飼い主がフンを持ち帰るという習慣はありません。そこら中に落ちているので、おそらく高確率で踏んでいるはずです。そんな靴で家の中を歩かれたらたまったものではありません。動物の細菌による健康被害を防ぐためにも靴は脱いだ方が良さそうですね。
街中には、このような看板で『誰がそのウンチ💩を拾うの?』という看板が掲げられていますが、残念ながら効果はありません。
ちなみにアメリカでは、犬の散歩コースに犬のフンを持ち帰る用の袋が設置してある地域もあると友人から聞きました。フランスもこういう対策を取らないとダメかもしれませんね。

どっちもOK派

上記のアンケートには入っていませんでしたが、このタイプの方が一番多いと思います。

普段は土足禁止だけど、家に招くゲストによって土足を容認するタイプです。年上の方や業者の方などには靴を脱ぐように言いにくいものですので。また、自分でもちょっと忘れ物をした時などに、靴を履いたまま取りに行くなんてこともよくあります。

もしかしたら、フランス人は靴紐を縛るタイプの靴をよく履くため、いちいち脱いだり履いたりするのが面倒だということもあるかもしれません。

最後に

フランスの家は、日本の家のように玄関に段差がないため、土足禁止かどうかが分かりづらいというのが問題です。大抵の方は、脱いだ方が良いのか聞いてくれますが、さすがに年上の方や業者の方には脱げとは言えないですよね。分かりやすいような境目が作れたら良いのですが。
最悪このようなシール↓を玄関に貼っておこうかなとも考えてしまいます。
        
または、玄関にスリッパを用意しておくのも効果的かもしれませんね。

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