Bonjour,
ストラスブール在住のShihoです。
今日はOFIIのテストと面談を受けに行ってきたので、その内容をシェアします。
OFIIとは、Office Français de l’Immigration et de l’Intégrationの略でフランスの移民局のことです。
フランスで滞在許可証を取得した方は、OFIIからメールが届き、指定された日時に最寄りのOFIIでテストと面談を受けることが義務付けられています。
今回の内容は半日で終わりましたが、どんなことをしたのか簡単に説明していきます。
Contents
受付
私は午前中の予約で、集合時間が8:15でした。10分前に到着したら、私が一番最後でした。
入り口で、OFIIから届いた予約表を印刷したものとパスポートを見せると、カバンの中身チェックをされ、その後受付前で待ち、来た順に受付を済ませます。
受付では、予約表と滞在許可証を提示し、住所と電話番号を聞かれます。
また、フランスで大学に行っているか、フランス語のディプロマ(DELF/DALF)があるかなど聞かれるので、DELF/DALFなどのフランス語のレベルを証明できるディプロマ等持っている方は、持って行った方がいいです。
その後、統合契約書(Contrat d’Intégration Républicaine)の説明書類を読んでおくように言われます。英語で書かれたものもあるので、フランス語よりも英語の方がいいという方は、英語のものをもらってください。
受付後は、指定の部屋で待つように言われ、15名ほど集まったところで担当者から今日の流れとテストの説明があります。
フランス語のテスト
担当者からテストの内容の説明があり、20分間のテストが始まります。
A1レベルの簡単なもので、ほとんどが問題用紙の中に答えがあります。
具体的なテスト内容:
- 自分の指名、住所、生年月日を書く
- イベントの招待状に関する質問 5問 選択式
- ⒉のイベントの招待状と同じもので違う質問 5問 選択式
- 学校のイベントに関する質問 2問 選択式
- ⒋の学校のイベントの招待に返信する内容 穴埋め式
- 不動産会社にアポを取るメールを書く 記述式
面談
テストが終わったら、一人ずつ呼ばれて面談してもらいます。
私は一番最後で1時間半〜2時間ほど待ちました。
待っている間暇なので、本など暇つぶしができるものを持っていくことをおすすめします。
面談内容:
- 名前、住所、生年月日を確認
- フランスに家族がいるか → 結婚している、パックス契約をしているなど
- 運転免許証は持っているか → 持っている方は1年以内にフランスの免許に書き換えないとフランスで教習所に行かないといけなくなるので注意してください。
- 今仕事をしているか
- 日本のディプロマを持っている → ものによってはフランスのディプロマに適合できるかもしれないので、それが確認できるサイトを教えてくれます。
- 市民研修(formation civique)の予約を取る → 合計4日間ありますが、初めの2日分の予約を取ってくれます。私場合、予約がいっぱいで2ヶ月後の予約となりました。
- 最後に、統合契約書(Contrat d’Intégration Républicaine)にサインし、語学研修が免除の方は、免除されたことを証明するattestationをもらって、終了です。→ この2つの書類は、次回滞在許可証を更新する際に提出するので、大事に取っておいてください。
さいごに
このOFIIからの呼び出しは、私たちのようなフランスに住む外国人が何か困っていることはないか確認してくれ、いろんな情報を提供しサポートしてくれるためのものです。
私の場合は彼がフランス人なのでいろんな情報が入ってきますが、それでも初めて知ったこともありますし、家族で移住してきた外国人などには本当に助かるサポート体制だと感じました。
担当の方々も優しく、フランス語があまり話せない方には英語で話しかけていましたので、フランス語がまだちょっとという方も安心です。
この情報が、これからOFIIでテストや面談を受ける方の参考になっていたら嬉しいです。
次回の市民研修も受講したらどんな内容だったかシェアしますので、お楽しみに!
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