フランスで歯医者に行く場合の予約方法と支払い方法

スポンサーリンク
フランス移住

Salut ! こんにちは!

フランスに来てから虫歯になってしまったけど、どうやって予約すれば分からない、保険入ってるけど支払い方法が分からないと困っていませんか?

今回はそんなあなたのために歯科医の予約の仕方と支払い方法をご紹介します。

予約方法

Googleなどの検索エンジンに “dentiste +自分の住んでいる地域名”を入力すると、近場の歯科医が出てきます。歯科医のHPをチェックし、Doctolibというオンライン予約システムで予約できるか確認します。Doctolibを使っていない場合は、電話予約となります。

フランス語で電話するのは心配という方特に歯科医のこだわりがない方は、Doctolibに対応している歯科医で予約するのをおすすめします。

Doctolibで予約

歯科医のHPから予約する場合

⒈ Doctolibというオンライン予約システムを使用している歯科医の場合、HP内に“Prendre rendez-vous”というボタンがあるのでクリック。

⒉ 診察内容を下記から選ぶ

検査(Check-up) : Rendez-vous de contrôle
初回:Rendez-vous 1ère fois
歯石除去:Détartrage
緊急/不快感/痛みあり : Urgence / gêne / douleur
⒊ 診察日時間を選ぶ
⒋ Doctolibに自分のアカウントを作る。
⒌ 予約完了

DoctolibのHPから予約する場合

⒈ Doctolibのサイトにアクセス
⒉ 一番上に表示されている検索バーに“dentiste”と入力し、“Chirurgien-dentiste”を選ぶ
⒊ 地域名を入れる
⒋ ドクターを選ぶ
⒌ “Prendre rendez-vous en ligne”をクリック
⒍ この後は上に記載した歯科医のHPから予約する場合の2番以降と同じやり方です。

Shiho
Shiho

このDoctolibを使うと、予約の日時変更キャンセルもオンラインで簡単にできるので楽ですよ!

電話で予約

Doctolibというオンライン予約システムを使用していない歯科医の場合は、電話で予約しなければなりません。フランス語に自信がない方は、ちょっと勇気がいるかもしれませんが頑張ってみましょう。これも良い練習だと思って電話してみてください。下に電話での会話例を書いておきましたので、参考にしてください。無理な方は、他のDoctolibに対応している歯科医を探しましょう。

電話の会話例
あなた:Bonjour. (もしもし)
歯科医:Bonjour. (もしもし)
あなた:Je voudrais prendre rendez-vous parce que j’ai mal à une dent /aux dents. Quand est-ce que je peux avoir un rendez-vous au plus tôt ? 
(歯が痛くて予約を取りたいのですが、最短で予約を取れる日はいつでしょうか。)
歯科医:Il y a un créneau le 20 janvier à 16h. Est-ce que ça vous convient ?
(1月20日の16時でしたら空きがございますが、いかがでしょうか?)
あなた:Je ne suis pas disponible le 20. Est-ce que vous pouvez me proposer d’autres dates ? (20日は無理ですので、他の日で空いている日はありますか。)
歯科医:Le 25 janvier à 10h ou le 28 à 16h, est-ce que ça vous convient ?
あなた:Le 25 janvier à 10h, s’il vous plaît. (25日の10時でお願いします。)
歯科医:D’accord. Votre nom et votre numéro de téléphone, s’il vous plaît ?
あなた:Je m’appelle Shiho XXX. Mon numéro de téléphone est 06 XX XX XX XX.
(XXX Shihoと申します。電話番号は06 XX XX XX XXです。)

歯科医:Merci.  C’est noté pour le 25 janvier à 10h.
あなた:OK. Merci beaucoup. Bonne journée. (わかりました。どうもありがとうございます。良い1日を。)
歯科医:Bonne journée.

 

実際に行って治療してもらう際の注意点

フランスの歯科医は、日本の歯科医のようにわかりやすい看板がないので見つけにくです。また、個人の歯科医の場合は、表札には歯科医の名前がDr.OOOというかんじで書かれているだけの場合が多いので注意してください。

初診の場合は診察前にいろいろ聞かれるので、予約時間の10分前には到着しているようにしましょう。

支払い方法

Carte vitaleを持っている方

診察後にカードを提示すれば、歯科医の方で処理してくれるので、その場で支払いをする必要はありません。

Carte vitaleを持っていない方

Carte vitaleを持っていない場合は、その場で現金またはカードで支払いをし、後でSécurité socialeから返金してもらう必要があります。Carte vitaleを申請中でattestation(Carte vitaleの申請が通るまでの代わりの書類)を持っている方は、その書類を提示するか保険番号を伝えましょう。

親切な歯科医だと返金のための書類をSécurité socialeに送付してくれますが、もし何も言われずにその書類を渡されたら自分で書類をSécurité socialeに送付してください。一応、歯科医に聞いてみた方が良いです。

返金のための書類はこちら (歯科医で受け取ってください。)

書類の送付先住所の調べ方
⒈ Sécurité socialeの自分のアカウントにログイン
⒉ mes informationsをクリック
⒊ caisse d’assurance maladieをクリック
⒋ par courrierに表記されている住所へ送付

 

金額の目安
私は虫歯2個の治療で2回通いました。

1回目:レントゲン虫歯1個治療で、金額は81,34€
2回目:もう1つの虫歯治療歯石除去で、金額は104,33€でした。

まとめ

日本では予約なしで歯科医に行っても待てば治療してもらえますが、フランスでは予約なしでは治療してもらえません。また、何ヶ月先まで予約で埋まっていて、すぐに予約が取れないなんてことはよくあります。

もしちょっとでも痛いなと思ったら、痛みがひどくなる前に予約しておいた方がいいかもしれませんね。または、虫歯ができないように予防をしっかりするのも大事ですよ。

それでは、また!À bientôt !

Comments