フランス渡航[後]から使い始めたフランス語参考書 (学校で使用していたもの)

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フランス語学習

Salut, こんにちは!

今回は私がフランスの語学学校で使用していた参考書をご紹介します。
フランスで買った参考書なので、内容は全部フランス語です。
レベル分けされているので、自分のレベルに合った参考書を購入することをおすすめします。
今からフランス語を勉強するという方がいましたら、参考までにフランス語のレベルは、
下記の表の一番左に記載されています。

欧州評議会
設定レベル
TEF TCF DELF
DALF
仏検 目安
0~68 0~99 4、5級
A1 レベル1
69~203
レベル1
100~199
DELF
A1
3級 日常生活の具体的なできごとや自分の意思を簡単に伝えることができる。自分や他の人物の紹介などができる。また相手がゆっくり繰り返し話してくれれば内容を推察することができる
A2 レベル2
204~360
レベル2
200~299
DELF
A2
準2級 日常生活において過去形・現在形を用いて表現することができる
B1 レベル3
361~540
レベル3
400~499
DELF
B1
2級 日常生活や旅行で遭遇する大体の状況に対応することができる語学力を持ち、身近な話題や興味を持っている分野に関し会話することができる。既知の話題扱った文章、会話から情報を把握できる
B2 レベル4
541~698
レベル4
400~499
DELF
B2
準1級 日常生活で広く対応できる語学力をもち、一般的な話題に対して議論ができる。また興味がある分野では、抽象的な話題でも詳しく内容を理解でき、自分の意見を述べることができる
C1 レベル5
699~833
レベル5
500~599
DALF
C1
1級 仕事をはじめとする社会生活において広く対応するできる語学力を持つ。複雑で専門的な知識を要する文章や情報も、細部にわたり理解でき、各分野において適切な言葉を柔軟に使い分けることができる
C2 レベル5
834~900
レベル5
600~699
DALF
C2
1級 さまざまな分野において、読み、聞いたものを完全に理解できる。微妙なニュアンスをも正確に感じ取り、複雑な文章、情報を正確に解釈し、情報をまとめ再度表現することができる
出典 ccfj日仏文化協会 https://www.ccfj.com/study/niveau/

ちなみに、フランスへの留学やフランスでの就職を考えている方は、フランス語の試験TCFやDELFを受験することをおすすめします。
詳しい情報はこちら↓
https://www.institutfrancais.jp/tokyo/examens/ (アンスティチュ・フランセ東京)

 

それでは本題に戻り、文法ボキャブラリーリーディング・リスニングの3つに分けて、使用した参考書とそれぞれのメリットとデメリットを紹介していきます。

 

文法

Grammaire Essentiel Du Francais – Livre + CD (100% Fle) (フランス語) Niv A2 – B2

メリット

  • 説明がわかりやすい。
  • 文章や会話の中でその文法がどのように使われるのかがわかる。
  • 本の最後に付いている頻出動詞の活用一覧表がある。(これがあると本当に助かる。)
  • 回答が付いているので、自己採点できる。
  • リスニング、ライティング、スピーキングの練習もできる。
  • 文法ごとに小テストがあるので、自分の苦手な部分や理解してなかった部分を復習しやすい。

デメリット

  • 回答に解説がついていない。
  • レベルが上がるにつれて文法が複雑になっていくので、もう少し例文が多い方がわかりやすい。

 

ボキャブラリー

Vocabulaire Essentiel Du Francais – Livre + CD (100% Fle) (フランス語) Niv A2. B1

メリット

  • 絵付きの説明でわかりやすい。
  • フランス語圏の各国のExpressionが載っている。
  • フランスの文化や社会のしくみも学べる。
  • リスニング、リーディング、スピーキングの練習もできる。
  • テーマごとに小テストがあるので、復習しやすい。

デメリット

  • 文章内に重要単語が太字で書かれているスタイルなので、暗記するときは自分のノートにまとめた方が見やすい。(個人差あります。)
  • 回答に解説がついていない。

VOCABULAIRE PROGRESSIF DU FRANÇAIS 3e édition B2 C1.1

メリット

  • Expressionがもう一つの本に比べて多め。
  • 同義語がたくさんあるので、まとめて覚えれば語彙数が増える。
  • 似てる表現の正誤問題があるので、ニュアンスの違いや、違う表現だけど同じ意味の文章などを学べる。
  • 本の後ろに小テストが付いてる。

デメリット

  • 回答・解説がついていない。
  • テーマによっては絵が少なめで、文章のみ。(目が疲れるかも。)
  • 文章内に重要単語とExpressionが混ざっているので、色分けするなどの工夫が必要。

リーディング・リスニング

ÉDITO Méthode de français A2 – C1

メリット

  • 実際の記事(雑誌・ニュースなど)や音声(インタビュー・ラジオなど)が使用されている。
    • 時事ネタがたくさん使用されているので、フランスの文化や社会問題に関しても学べる。
    • ネイティブが実際に話すスピードで聞き取り練習ができる。
    • いろんな国のフランス語が聞き取れるようになる。
  • この一冊で文法、ボキャブラリー、リスニング、リーディング、ランティングが全て勉強できる。
  • DELF(フランス語試験)の対策問題あり。

デメリット

  • 回答・解説が載っていない。
  • つるつるしている紙なので、書き込みにくい。(個人差あり。好みなので。)

 

まとめ

どの参考書も語学学校で使用していたものなので、フランス語を学ぶ外国人向けの良い教材です。今回は私が使用してみての感想を書きましたが、どの教材が使いやすいかは人によって好みがわかれますので、教材選びの際の参考にしていただけたら幸いです。
また今からフランス語を始めるという方は、文法に関しては日本語で書かれた文法書と併せて使用した方がいいかもしれません。私もたまにフランス語での説明で理解できず、日本語で書かれている参考書を日本で買えばよかったと思った経験があるので。(フランスで日本語で書かれた本が買えません。)
今回紹介した参考書は、日本でも買えるのでよかったら試してみてください。

 

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